大切なネコといつまでも一緒に暮らしたい・・・ そう思うのは飼い主であれば、皆同じだと思います。 もちろん、ただ長生きするのではなく「元気に長生き」を目指したいですよね。 つまり、ネコとの幸せな暮らしを支える大切なポイントになるのは「健康」です。 ネコは自分から体調不良などを訴えることはできませんから、飼い主の方から率先して健康状態を管理してあげる必要があります。 健康管理の方法として挙げられるのは例えば「健康診断」や「ワクチンの予防接種」など。 いずれも非常に重要な項目として挙げられるでしょう。 しかし、それだけでは実は生涯の健康を支えることができません。 ずばり、ネコの健康を支えてあげるには「食事(=キャットフード)」がもっとも大切です。 ネコにとってもヒトにとっても、食事は身体を構築するエネルギーの源。 だからこそ、質の悪い食習慣は不健康を招いてしまう可能性があり、 逆に良質な食習慣を築くことができれば「元気に長生き」を実現することができるのです。 このサイトではネコが「元気に長生き」する為に飼い主に知っておいてもらいたい知識と情報をまとめました。 参考にして頂ければ幸いです。
選び方ガイド- How to choose
キャットフードには様々な種類があり、選ぶのが大変! また、下記に従来品のデメリットを記載していますが、その危険性を知ると「何を選べば良いの?」と悩む飼い主も少なくありません。 そんな時に役立つトピックをいくつか用意しました。
良質なキャットフードが健康の秘訣!
キャットフードは体を構築する大切な要素。 だからこそ、できる限り質の高いものを与えてあげる様にしましょう。 良質なフードを与えてあげることで、シニア期以降も健康的な身体を維持することができます。 動物病院に掛かりっきりになるリスクも大きく減るでしょう。 大きな病気に罹るリスクも少なくなります。 ずばり、老後の医療費も大幅にカットされるでしょう。 だから、その分を少しだけ普段のフードの費用にプラスして「良質なキャットフード」を与えてあげてください。
わたし流!ネコとの幸せ生活ワンポイントレッスン
あなたならどっちを選ぶ?
- ネコの食費は少し高い… だけど、良質なキャットフードを与えてシニア期以降も元気にすごせる!
- ネコの食費はすごく安い! だけど、シニア期以降は健康状態が不安定で週に一回は動物病院。
後者の場合はネコにとっても飼い主にとってもマイナスの面が際立ちます。 何よりも、病気になってしまったらネコが可哀そうです。 それに対して、前者はちょっと食費をプラスするだけで、いつまでも幸せなネコとの生活を送れます。 わたしは絶対に前者の方が良いと考えています。 このサイトは、そんな考えのもとで作られています。
良質なキャットフードの条件
では、ネコの健康を守ることができる良質なキャットフードとは一体どんなものを指すのでしょうか? まずは良質なキャットフードの条件について簡単にまとめてみたいと思います。
その1:原材料は人間用多くのキャットフードは人間用としては使えない食材などが原材料に使われています。 農薬が基準値以上に使用されてしまっている野菜などを「勿体ないから」ということでペットフードに入れているようなイメージです。 もっと酷い材料(4Dミートなど)を使用しているフードが殆どだというのが実態です。 特に、動物愛護後進国日本のペットフードメーカーは、コスト削減だけを意識してこういった劣悪な材料を積極的に利用しています。 しかし、これだとネコの身体には当然負担がかかります。 その為、原材料は人間用(ヒューマングレード)が使われているキャットフードを選ぶべきです。
その2:穀類をチェック!ネコは人間と違い、完全な肉食動物です。 人間は肉類を少な目にして野菜を多めに食べる。 日本人なら米などの穀類が主食であるというのが健康的な食生活ですが、ネコは穀類や野菜ではなく肉類をメインに食べる必要があります。 (野菜の栄養が不必要という意味ではありません。) それにも関わらず、従来キャットフードの多くは穀類をぎっしりと詰め込んでいるのです。 これではネコの消化器官に負担がかかってしまいます。 病気の原因にもなってしまうでしょう。 その為、穀類が入っていないキャットフードや配合する穀類の種類・形状などを厳選したフードを選ぶべきです。
その3:合成添加物フードが腐るのを防ぐ為に従来のキャットフードでは化学合成された添加物を使用しています。 キャットフードでは発がん性の疑いがある防腐剤なども配合されるのが当たり前! しかも、ペットフードには全成分を表示する義務が無いので、この危険な合成添加物が使用されていても記載されていないケースが殆どです。 言うまでもなく、これはネコの身体に大きな負担を掛けています。 (例え少量であっても危険です。) 合成添加物が入っていないキャットフードを選ぶべきです。 これらの条件をクリアしている良質なキャットフードとしては例えばカナガンキャットフードなどが挙げられます。 公式サイトではキャットフードの安全性に関する詳細な情報が載っているので、そちらで情報収集するのも良いかも知れません。 →公式サイトの詳細な情報はこちら
上記でも少しお話ししていますが、実は従来品の多くは非常に危険。 食費は安く済むかも知れませんが、従来のフードを与えること自体が「ネコの健康を損なう」大きな原因になっている可能性大です。 例えば、原材料について考えてみましょう。 先述した通り、殆どの従来品では超低品質な原材料が使われています。 農薬の基準値をオーバーしている野菜の他にも抗生剤を過剰投与してしまって人間用には使えない肉類。 肉副産物と呼ばれる骨や得体のしれない肉を粉末化したものなど。 いずれも最悪の品質です。 人間が食べても病気になるリスクは急上昇するでしょう。 もちろんネコならOKということは絶対にありません。 むしろ、身体の小さいネコの方が劣悪な原材料の悪影響を受けやすいでしょう。 また、合成添加物についてはさらに注意すべきです。 多くの従来品に使われるBHA・BHTなどの人工酸化防止剤は発がん性の疑いがあり、催奇形性が認められています。 ペットフードへの使用は認められていますが、国内では人間の食べ物に対して、これらの合成添加物を使用することはできません。 非常に危険な成分だからです。 しかし、何度も言う通りペットフードに配合されているのは当たり前…という状態になっています。 しかも、これらの危険は安価なフードだけではなく、 プレミアムフードという名前で販売されているフード・動物病院などで販売されているフード にも当てはまります。
これらの事実をしっかりと飼い主が認識し、獣医の意見に従うだけではなく、自ら愛猫を護る意識を持つことが大切です。 私の経験上ですが、現状、日本の多くの獣医さんはフードに関しては知識がそれほどないのでは?と感じています。発がん性物質を含んでいるフードを奨めてくる位なので... ホリスティックフードの代表的製品の名前や、「ホリスティックフード」という単語を出した時も、「何ですか?聞いたことありませんね」と言われたことが何度もあります(泣) もちろん、フードに関してもしっかり勉強していらっしゃる獣医さんもいましたが、そういう病院では多くの動物病院で販売しているフードを奨めてはきませんでした。 こういった経験をしたことから、私は健康の礎であるフードに関しては、獣医任せではなく自分がしっかりと学んで管理しなくては!と思っています。 話が少し逸れてしまいましたが、 従来品のメリットは「安い」ということだけです。 それ以外はデメリットばかりで、結局、シニア期以降は上記した危険の悪影響が表面化し、動物病院などで多額の出費が発生するケースが多いのです。 「価格は安いけれど、費用対効果は最悪。」ということですね。 意識の高い飼い主・ネコ愛好家の間では、既にこれらの情報は常識になりつつあります。 改めて「どんなキャットフードを選ぶべきか」を考えてみましょう。
こんな症状はフードが原因?
嘔吐や下痢などの症状は多くの場合、キャットフードが原因になっています。 飼い主が給餌量にある程度気を付けているのに肥満が解消されないケースも、フードが起因となっていたりするのです。 こういった症状に悩まされている場合はフードの切り替えを検討した方が良いでしょう。