キャットフードを選ぶときはカロリーもチェックする
猫の丈夫な体作りや、健康を維持するためには、カロリーを必要な分だけ補給することが大切です。
キャットフードは、種類によって、カロリー量が違います。カロリーを確認しないでキャットフードを与えると、猫によってはカロリーを摂りすぎてしまったり、反対にカロリーが足りない状態になってしまいます。
猫に適したキャットフードを選ぶためにも、カロリーは必ず確認しましょう。
1.一日に必要なカロリー摂取量を知ろう
猫に、最適なカロリーのキャットフードを選ぶためには、猫の一日に必要なカロリー摂取量を、把握することが大切です。
子猫の一日に必要なカロリー摂取量は、適性体重に、100kcalを掛け合わせた程度です。
成猫の場合は、適性体重に80kcal、高齢猫の場合は、適性体重に40~50kcalを掛け合わせた程度が目安になります。
一日に必要なカロリー摂取量を、計算するときは、必ず適性体重で計算しましょう。既に太り過ぎている状態で、計算してしまうと、カロリーの過剰摂取になってしまいます。
2.年齢に適したカロリーのキャットフードを選ぼう
キャットフードは、年齢別に分けられていて、それぞれカロリー量に違いがあります。
キャットフードを選ぶときは、カロリーをチェックすることが大切ですが、買いたいキャットフードが、どの年齢用のものなのか、確認することも必要です。
子猫は成長期であるため、多くのエネルギー源が必要です。そのため、子猫用のキャットフードは、成猫用や高齢猫用と比べると、カロリーが高くなっています。
成猫になると成長は止まり、体重の増加が緩やかになるため、成猫用のキャットフードは、子猫用のキャットフードよりも、カロリーが低いです。
高齢猫は、基礎代謝が下がったり、運動量が少なくなるため、高齢猫用のキャットフードは、低カロリーで、消化や吸収がしやすいように作られています。
年齢に合わないキャットフードを与えてしまうと、カロリーが足りなかったり、反対にカロリーを摂りすぎて肥満の原因にも繋がります。
カロリー不足や、カロリーの過剰摂取を防ぐために、カロリーと種類をチェックして、年齢に合ったキャットフードを選びましょう。
3.与えるときは、カロリーをグラムに換算する
猫にキャットフードを適性量与えるためには、カロリーをグラムに換算します。
キャットフードによっては、目安量のグラムが表示されているものもあるため、与える前に確認してみましょう。
目安量のグラムが表示されていないキャットフードは、与える前に、カロリーをグラムに換算して、適切な量を与えましょう。