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キャットフードは冷蔵庫で保管したほうがよいのか


1.ドライキャットフードは常温か冷凍庫に保存しよう

ドライキャットフードを冷蔵庫で保管をしてしまうと、フードを出し入れするときに結露が発生することがあり、湿度によってはカビが生えやすくなります。
また、冷蔵庫から常温に出すことで、温度差によってフードが傷んでしまう場合もあります。
カビが生えていたり、傷んだりしたキャットフードを食べてしまうと、アレルギーなどの症状を引き起こす可能性があります。
そして冷蔵庫に入れても、品質が劣化してしまうと猫に与えることができなくなってしまい、フードが無駄になってしまいます。
ドライキャットフードは基本的に、高温多湿と直射日光が当たる場所を避けて保管することが望ましいです。

大袋のキャットフードで、開封後に1ヶ月以内で食べられないようであれば、一食分か一日分ごとに小分けをして、ジップロックなどの密封できるものに入れ替えて、冷凍庫に保存しましょう。
冷凍したキャットフードを解凍するときは、電子レンジで解凍してしまうと、急な加熱によってフードが傷んでしまいます。また、冷凍庫から取り出して常温で自然解凍することも、気温差でフードが劣化する原因になってしまうため、冷凍したキャットフードを与えるときは前日から冷蔵庫に入れ替えて、徐々に解凍するようにしましょう。


2.開封後のウェットキャットフードは冷蔵庫で保存しよう

ウェットキャットフードは水分含有量が75%以上なので、ドライキャットフードと比べると水分が多い分、開封後の酸化や劣化が早く進みます。
そのため、ウェットキャットフードを開封後、食べきれなかったものは容器を移し替えて冷蔵庫に保存しましょう。

開封後のウェットキャットフードを缶詰にいれたまま冷蔵庫に保管してしまうと、細菌やカビがキャットフードに移ってしまうことがあります。
細菌やカビがついたキャットフードを猫が食べてしまうと、猫がお腹を壊してしまうなど健康状態を悪くします。
食べ残したウェットキャットフードを冷蔵庫に保管をしても、酸化や劣化は徐々に進んでいくため、一日以内には食べきるようにしましょう。

開封後は空気に触れるため、冷凍庫に保存をしても味や匂い、風味は落ちてしまいます。
猫は味覚よりも嗅覚が優れているため、キャットフードの匂いが落ちてしまうと食いつきが悪くなってしまう場合があります。


3.キャットフードは正しい場所に保管しよう

冷蔵庫でのキャットフードの保管は、食べ残したウェットタイプを短時間保存するときのみ使用しましょう。
ドライキャットフードは、なるべく密封できる容器に移し替えて、常温で高温多湿を避けた場所に保管して、酸化を防ぎましょう。

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