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タイ産キャットフード


1.缶詰のウェットキャットフードにタイ産が多い理由

タイはツナ缶の生産量が世界最大で、日本では缶詰のウェットキャットフードの多くをタイから輸入しています。
日本がタイから沢山のキャットフードの缶詰を輸入する理由は、人件費が安いことと熱帯性の小型のマグロが獲れるからです。
タイではキャットフードの缶詰は人間が食べるツナ缶と同じ工場で作られていて、人間が食べるツナ缶には使わないフレークや血合い肉がキャットフードの缶詰に使われています。
血合い肉には、ビタミン類や鉄分、DHAやEPAが多く含まれているので栄養価が高いです。
キャットフードに使うために取り除かれた血合い肉は、人間用のツナ缶とは別のラインに送られてから、ビタミンなどを添加されて缶に詰められます。
このようにタイでは、キャットフードの缶詰と人間用の缶詰が同じ工場で作られるため、効率良く製造することができます。マグロの身の3分の1を人間が食べるツナ缶で使い、残った分をキャットフードに使っているので、魚を無駄にすることなくコストも抑えることができます。


2.タイ産キャットフードと人件問題

タイは日本だけでなく、世界中に漁業資源を流通させています。
しかし、2015年にタイの大手水産企業が奴隷労働を行っていることが問題になりました。
スイスの大手食品メーカーが、タイの大手水産企業が奴隷労働を行っていることを知りながら、その企業から調達した魚をキャットフードの原材料として使っていたとして、その製品の消費者がアメリカのロサンゼルスにある連邦裁判所に、集団代表提訴を起こしました。

奴隷労働者は、カンボジアやミャンマーなどタイより貧しい近隣の国から人身売買されてくることが多く、労働時間は一日最大で20時間にも及びました。
それだけ働いても賃金は全く支払われないか、支払われたとしても非常に少な過ぎる金額です。また、作業が不十分だった場合は暴力をふるわれたり、酷いときは殺されたりする場合もありました。
アメリカでは、このように東南アジアで行われている強制労働による水産の輸入を禁止する法律ができました。
日本では強制労働や奴隷労働といった問題はありませんが、海外ではこうした問題が起こっていることを理解することは大切です。


3.タイ産キャットフードは安全性が高い

タイでは、「世界の台所」となるように食品衛生にも高いレベルを適用しています。そのレベルは国際市場並みで、輸入に関しては農業協同組合省と公衆衛生省が監督しているため、安全性は高いので安心して与えることができます。
製品や原材料の移動は追跡調査が可能であるなど、製造や管理がしっかりしている点がタイ産の大きな魅力でもあります。

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