LMS
画像
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

キャットフードに含まれているビタミン


1.ビタミンとは

ビタミンは、健康を維持するために必要な5大栄養素の一つです。
「ビタミン」という名前は、生きていくうえで欠かせないという意味の「vital」とアミン(amine)に由来します。
ビタミンそのものは体を作ったり、エネルギー源になったりする成分ではありません。しかし、ビタミンはタンパク質や脂質などが肉や血になるとき、その働きをサポートする役割があります。

ビタミンは、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」と、脂肪に溶けやすい「脂溶性ビタミン」という2つのタイプがあります。
水溶性ビタミンにはビタミンB1やビタミンB6、ビタミンB3などがあり、尿と一緒に体外に排出されるため、毎日必要な量をキャットフードから摂取する必要があります。
脂溶性ビタミンにはビタミンAやビタミンD、ビタミンEなどがあり、一定量の脂肪と一緒に摂取することで、効率よく吸収されます。しかし、脂溶性ビタミンは体の脂肪組織に蓄積されやすいため、過剰に摂取しないように注意しなくてはなりません。

ビタミンは猫の健康を守るために重要な栄養素です。ビタミンの種類によっては、猫は自分の体内で作ることができないため、キャットフードから摂取する必要があります。
もしビタミン類が欠乏してしまうと、様々なトラブルを起こすこともあるので、キャットフードは各種ビタミンがバランス良く配合されているものを選びましょう。


2.猫に必要なビタミン

(1)ビタミンB1
ビタミンB1は炭水化物を分解して、エネルギーに代謝するために必要な栄養素です。キャットフードによっては穀物が含まれていますが、この炭水化物をエネルギー源に変えるためにビタミンB1が必要です。
ビタミンB1が不足してしまうと、疲労感や歩行失調、筋力低下といった症状が現れます。
猫はビタミンB1を犬の4倍も必要としています。そのため欠乏症にならないように、毎日一定量をキャットフードから摂取することが大切です。

(2)ビタミンB2
ビタミンB2は、特定の酵素が機能するために必要な栄養素です。ビタミンB2を体内に取り入れることで、猫の被毛や皮膚の質を高める効果に期待できます。
ビタミンB2が不足すると毛が抜けやすくなるだけでなく、光線過敏症などを起こす場合もあります。

(3)ビタミンA
ビタミンAは皮脂の産生や皮膚のターンオーバーの調節に役立ちます。
猫はβ-カロチンをビタミンAに分解する酵素を持っていないため、キャットフードから摂取しなくてはなりません。
ビタミンAが欠乏すると、目の病気や皮膚の疾患を起こす可能性があるため、キャットフードから適量を摂取することが大切です。

(4)ビタミンE
ビタミンEは、活性酵素による酸化ダメージから細胞膜を守る役割があります。
猫はサバやマグロなどを沢山食べることで、不飽和脂肪酸を過剰に摂取してしまうと黄色脂肪症(イエローファット)を引き起こす可能性がありますが、ビタミンEの抗酸化作用でそれを防ぐことができます。


3.ビタミン類がバランス良く配合されているものを選ぼう

猫に必要なビタミンは他にも様々な種類があります。猫にとって重要な栄養素はタンパク質や脂質ですが、ビタミンも毎日適量を摂ることで猫がより元気に活動することができます。
ビタミン不足や過剰摂取を防ぐために、キャットフードはビタミン類が他の栄養素とバランス良く配合されているものを選ぶことが望ましいです。

コンテンツ

おすすめ

  • カナガンキャットフード
  • シンプリー
  • オリジン
  • 犬猫自然食本舗
  • ペット保険を検討するなら
  • PS保険

キャットフード詳細